おしゃれにミニマリスト
「モノを置かない」私スタイルにリノベーション
中古マンションを購入し、フルリノベーションされたOさま。物を置かない。スッキリした空間で暮らしたい。こんなテーマでリノベーション計画がスタート。内装はホワイトを基調としたモダンな空間に仕上げました。キッチン天井はマンションあるあるですが対面にしたことで排気ダクトスペースを確保するために天井を下げ、そのスペースを利用し間接照明で空間を演出。
モノトーンなDKのキッチン背面にグレージュなアクセントクロスをチョイス。カウンターはオフブラックでシックにまとめました。
キッチンは調理中の作業性が高い奥行き９０センチのゆったりサイズ。ダイニング側には収納も完備。
和室二部屋とDKを一部屋にした26.5帖の広々LDK。
リビングボード、アクセントクロスを考慮し、リビングソファの生地もトータルコーディネート。壁掛けTVの配線は言うまでもなく壁面隠蔽配管ですが、もはやスタンダードですね。地震の際にテレビが転倒する心配もなく、何よりテレビの足が無いのでホコリも一拭きです。また、リビングからダイレクトにウォークインクローゼットへ行き来できます。室内干しが大前提でしたので天井付け物干しを設置。乾いたら隣のウォークインクローゼットへすぐに収納できます。ウォークインクローゼットの為のドアを設けたことに風もよく通ります。生活導線と風通しを考慮した快適空間に。
南向き26.5帖のLDK
南向きのモダンな26.5帖のLDK。照明は調光調色タイプをチョイス。ディナーの際は暖色の灯りで時間を楽しみ、テレワークや読書の際には昼白色へ切り替えができます。シーンに合わせ灯りを愉しむことができますね。
工事前の寝室はリビング側に押入れがあり廊下に出ない限り往来は不可。リノベ後はベッドルームからウォークインクローゼット、LDKと南北に行き来でき、廊下に出れば回廊できる空間に。明るく、風通し良く、動線良く、生活リズムを崩さない間取りです。
コロナ禍を快適に暮らす
玄関ホールからダイレクトに洗面へ。コロナ禍を考慮し帰宅後すぐ手洗いできるようサニタリーの扉は排除。奥に繋がるのは脱衣＆ランドリー空間。床は水廻りだけ段差（７センチほど高い）があるため、視覚的にも意識できるようアクセント的にヘリンボーン柄をチョイス。
シンプルリッチなトイレ
ホワイトを基調としたモダンなトイレ。スクエアな収納付き手洗い、曲線の美しいクロームのタオルバー、ペーパーホルダーがシンプルでちょっとリッチな空間を創ってくれます。
築44年のマンションをモノを置かないことテーマに設計。ミニマリストな暮らしが私らしさ。そんなO様のリノベーション空間です。
